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静かな欠片
例えば、子どもの頃にみんなでタイムカプセルを埋めたとして、
埋めた場所も埋めたことさえも忘れてしまっていたら
例えば、今日の約束を記していた携帯が壊れた上に、
約束していたことさえも忘れてしまっていたら
例えば、いま隣にいた人が明日どこか遠くへ行ってしまい、
わたしもその人を忘れてしまったら
それって本当に「存在していた」って言えるのかしら。
もう、ソレらはソノトキに停まったまま、
戻ってくることはない。
でもわたしだって既に。
この瞬間も進み続けている。
静かな欠片の成す道を、
未だ来ないよくわからないものに向かって、
ただ、ただ、進む。
2018.12.6(thu)-9(sun)
脚本・演出 𠮷中 詩織
音楽・音響 前村 晴奈
美術 山本 高久
照明 平 曜
出演 安楽 信顕
石田 ミヲ
池田 海人
樹 七菜(第27班)
大塚 由祈子
梢栄(劇26.25団)
竹内 蓮(劇団スポーツ)
花井 瑠奈
舞台監督 有澤 京花
制作・宣伝美術 伊藤 優里
フライヤー撮影 石川 真悠
舞台撮影 bozzo
映像撮影 来島 友幸
照明補佐 飯塚 うなぎ
協力 小野 豊
絹川 修平
土田 寛也
橋本 勇太
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